2007,02,17, Saturday
手続を厳しくすることにより、発明者の利益を害することは、今では平然と行なわれている。
しかし、発明をした発明者の権利が、本当に守られるためには、手続的にも、発明を保護する必要がある。 発明の内容がよいのに、手続によって権利が取れないということは防ぐ必要がある。 日本人は、手続に対する感覚がアメリカ人より弱い。 たとえば、アメリカでは、行政の書類を記入するときでも、何分以内に記入できるようにしろと決められている。 日本では、手続は、お上がどのようにでも決められることに、誰も疑問をいだかない。 だから、手続によって、発明の実質的な価値が削られていく。 誰もそれを不思議なことだと思わないのが、日本という国である。 それが、日本の国力を弱くしていく。 そして、そのつけは、サービス残業など、日本の長時間労働となる。 アメリカより、苦しい思いをして長く働くことで、発明の価値が削られた分を取り返すしかなくなる。 昔、日本は科学技術を軽視した。日本人は竹槍で戦おうとした。精神論で、なんとかなると思った。 何十倍も苦しい思いをして玉砕をした。 今、手続が、発明を台無しにし、科学技術の進歩をだめにしていく。 日本人の手続に関する感覚が変わらない限り、日本の科学技術はだめになるだろう。
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2007,02,17, Saturday
日本ではクリエイターは貧乏な人が多い。
しかし、クリエイターは活発に創作活動をして、日本を支えている。 クリエイターの保護を図る必要があるだろう。 顔文字や、アスキーアートなどを見ると、日本人が創造的であることがわかる。 日本の創造性は思ったより高い。クリエイターの保護を図れば、才能を開花させる人が多くなるだろう。 クリエイターの中には、クリエイターを続けられずに固い職業に変わる人もいる。 バンドをやって作曲をやっていた人や、写真をとっていた人が、今は銀行員をしている例もある。 日本を支えるような職業でも、銀行員よりも給料が低いようだ。たとえば、アニメーター、イラストレーターの給料はひどく低いと聞く。 一方がイラストレーターで、もう一方が固い職業についている兄弟がいた。 固い職業についている方は、なんでイラストレーターなんかやっているのかわからないと首をかしげていた。 しかし、クリエイターには創造の喜びがあるのだろう。続けていれば才能が開花する可能性もある。 知的財産政策により、クリエイターを保護すれば、助けになることもあるだろう。
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